前回の「習い事(ピアノ③)先生からの依頼」の続きです。
10月の発表会に長女(当時小3)との連弾で出ることになり、ピアノ練習の日々が始まりました。
練習を開始したのが5月。
発表会まで4〜5カ月。
先生は、"素人でも弾ける簡単な曲"を選んでくれたと思います。
とはいうものの、私はピアノをほとんど触ったことがありません。
楽器を演奏した経験といえば、小中学校のハーモニカかリコーダーくらいです。
「発表会までに弾けるようになるのか・・・!?」
プレッシャーを感じながら練習を開始。
まず最初に、楽譜に並んだ音符の上に「ド、シ、ラ、ソ、ファ・・」と書き込みました。
素人の私が音符を見ただけで弾けるわけがありません。
書き込んだ「ド、シ、ラ、ソ、ファ・・」を頼りに練習しました。
平日は会社があるため、ピアノを弾ける時間は夜しかありません。
当時、家のピアノは「電子ピアノ」。
ボリュームを小さくして練習することができたので、近所迷惑にはならなかったはずです。
これは助かりました。
毎日少しでも練習するよう心がけていたものの、帰宅が遅くなった時など、ピアノを弾くのが面倒な時もあります。
そんな時は、空中で指を動かすだけの「エアピアノ」。
「苦手なところだけ」、「最後の4小節だけ」など、30秒だけでも練習できれば、何もしないよりはマシです。
また、「エアピアノ」は、通勤中に歩いている時や昼休みなど、いつでもできます。
ただし、暗譜しているところだけですが・・・
一方、休日は長めに練習時間を確保できるし、長女との連弾もできます。
分からないところは長女に教えてもらえます。
たとえば・・・
【ビン父】最後の音符の上下にある記号は何か分かる?
【長女】これは「フェルマータ」っていう記号やねん。
【ビン父】おぉ〜、よく知ってるな!
【長女】「音符の長さの倍のばす」っていう意味やで。楽譜に書いとくわ。
【ビン父】ありがとう〜
・・・と、こんな感じです。
そして・・・
練習開始から1〜2カ月経つ頃には、不安定ながらも一通り弾けるようになっていました!
次回に続く。
【今日のひとこと】 "子どもの教えに素直に従うべし"
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