小学校入学と同時にピアノを習い始めた長女。
習い始めた当初、長女が家で練習する時に使っていたのは、鍵盤ハーモニカ。
まだ、我が家にピアノがなかったのです。
習い始めて約1ヵ月後。
ゴールデンウィーク初日の4月下旬、ようやく楽器店へ。
ピアノ教室の先生に紹介してもらった楽器店で、自宅から電車を乗り継いで1時間強のところにあります。
長女と次女を妻の実家に預かってもらって、妻と2人で行くことに。
目当ては"電子ピアノ"。
タッチが違うので、できれば習い始めから"アップライトピアノ"の方がよい、とは聞いていました。
でも、値段が高い!
当時も、今も、我が家の家計に余裕はありません。
十万円単位の買い物は大きな投資です。
子どもの習い事は、何年続くか分かりません。
1年も経たないうちに「もう辞める〜」と言い出すかも・・・
ということで、最初は入門用の電子ピアノを購入することにしたのです。
店員さんに相談して選んだのは、ローランドのHPi-6(現在は販売完了)。
定価は税込210,000円(当時の消費税率は5%)。
3,000円値引きしてもらって、税込207,000円で購入。
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購入したピアノが届いたのは、5月中旬の土曜日。
届けてくれた営業担当の方が、色々な機能について丁寧に教えてくれました。
一度聴いただけでは覚えきれない盛りだくさんの機能・・・
その中でも、特に役に立ったのではないか、と私が思っているのが「音あてゲーム」。
ピアノから流れてきた音を聴いた後に同じ音を弾く、というものです。
私も娘たちと一緒にやっていました。
素人の私は「ド」や「レ」なら何とか分かりましたが、「ラ」や「シ」はよく間違えました。
難しいコースになると、「ド・ミ・ソ」など、3つの音が一度に流れます。
私には、もうお手上げです。
ところが、習い始めて何年か経った娘たちは、できるようになっていました。
そういえば、娘たちのピアノレッスンを見学した時、「聴音」の時間がありました。
数ヵ月ごとに行く度に、どんどんレベルアップ。
中学生くらいになると、先生が弾いたメロディー(たぶん4小節だったはず)を譜面にする、ということをやっていました。
素人の私には、かなり難しいメロディーのように聴こえます。
でも、娘たちは、先生にヒントをもらいながら譜面を書き上げていました。
ピアノレッスンからの帰り道、長女との会話。
【ビン父】すごいなぁ、あんな難しい聴音、よくできるなぁ!
【長 女】別に。普通。
いちいち感心するようなことでもないし、といった反応。
数年後、次女と同じような会話をした時も、ほぼ同じ反応。
我が家には家庭用ゲーム機がなかったこともあり、長女・次女とも電子ピアノの「音あてゲーム」をけっこう熱心にやっていました。
それが聴音の役に立ったに違いない! と思っています。
【今日のひとこと】 "電子ピアノの「音あてゲーム」で聴音の実力アップ!"