前回の「教育資金について ④ (高校在学中の教育費:長女)」は、長女の高校在学中の教育費が想定以上にかかったという話でした。
今回は、長女が予備校生の時の費用(1年間)について。
現役生の時、長女は滑り止めの私立大学を受験せず。
受験した国立大学2校も合格の可能性が低いチャレンジ校。
結局、2校とも合格通知は届かず。
1年間、予備校(国公立大・理系クラス)で頑張ることに・・・
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1年間でかかった費用は・・・
予備校入学時、年間授業料の支払い。
78万円。
夏休み前、夏期講習費の支払い。
15万円。
冬休み前、冬季・直前講習費の支払い。
23万円。
以上、予備校に支払った授業料・講習費等は、116万円。
私大文系の初年度費用くらいです。
高い!・・・と思いますが、効果があったのは間違いありません。
予備校のカリキュラムに沿ってしっかり勉強したことにより、第1志望の大学(国立・理系)に合格することができました。
加えて年間の交通費は23万円。
受験にかかった費用は、現役の時よりも大幅にアップ。
現役で受験したのは、国立2校のみで受験料は約36,000円(18,000円×2)。
一方、浪人で出願したのは、現役時と同じ国立2校と滑り止めの私立2校。
私立のうち1校は、2つの方式(センター利用と一般)で出願。
もう1校は、センター利用のみ出願。
なお、国立は前期で合格したので、後期は受験せず。
受験料は総計で約10万円。
【国立2校分】約36,000円(18,000円×2)
【私立2校分】約68,000円(Y大学センター利用:15,000円、Z大学センター利用:18,000円、Z大学一般:35,000円)
受験料は現役時の3倍。
ただ、滑り止めの私立も自宅から通えるところにあり、受験に伴う宿泊は不要。
おそらく滑り止めとして受験した大学も少ない方のはず。
10万円程度で収まったので、御の字でしょう。
また、一番助かったのは、私立の入学金を支払わなくて済んだこと。
センター利用で合格した私立の1校は、入学金(20万円)支払日が国立前期の合格発表の翌日だったのです。
長女が国立前期で合格してくれて良かった・・・
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受験にかかった費用はかなり抑えられたものの、浪人の1年間の教育費合計は、
約163万円。
結局、私大理系の初年度費用くらいかかってしまいました・・・
教育費を貯める時には、"浪人"を考慮に入れていなかったので、想定外の費用です。
とはいえ、子どもが親の想定どおりに進学していくとは限りません。
親としては、複数の進路を想定して資金繰りを考えるしかありません・・・
【今日のひとこと】"子の進路 想定外が あたりまえ"