前回の「教育資金について ③ (子どもの成長と積み立て額)」は、教育資金として積み立てていた財形預金の額を徐々に減額・・・という話でした。
徐々に減額せざるを得なかった大きな要因の一つは、長女の高校在学中の教育費が想定以上にかかったこと。
"高校までの教育費は、毎月とボーナスの収入の範囲内で何とかする"
・・・という当初の計画は、"絵に描いた餅"でした。
💴 💴 💴 💴 💴 💴 💴
長女の高校在学中の教育費は・・・
交通費・クラブ活動費・習い事月謝(ピアノ)・予備校代等を含めて、3年間の合計で
約350万円!
毎月とボーナスの収入の範囲内で何とかできる額ではありません。
長女が通っていたのは公立高校だったのですが・・・
学年別では、
【高1】 124万円
【高2】 90万円
【高3】136万円
以下の費用は、3年間支払い続けた固定費。
・授業料:年12万円
・定期代:年15万円
・携帯(スマホ)代:年6.6万円(月5,500円)
・お小遣い:年12万円(月10,000円)
※クラブ活動の交通費込み
これだけでも約46万円。
結構な金額です。
加えて、高2の12月まで習っていたピアノの月謝が月10,000円。
高1の1年間で12万円、高2の9ヵ月間で9万円。
学年別の主な支出(固定費除く)は・・・
やはり、高1は入学時の費用がかさみます。
制服・体操服・靴・カバン等で約14万円。
また、海外研修関連で約25万円。
高2は、唯一、100万円を下回りました。
主な出費はクラブ活動費で約9万円。
ちなみに、所属していたクラブはマイナー系運動部。3年間でかかった費用は約18万円。
高3で最も大きな出費は予備校代。
約56万円。
なお、大学受験にかかった費用は、センター試験代と国立2校(前期と後期)の受験代のみ。
両校とも自宅から通えるところにあり、受験に伴う宿泊は不要。
ということで、大して費用はかかりませんでした。
ただし、これは・・・
"滑り止めの私立は受けない"
"国立2校は合格の可能性が低いチャレンジ校"
と、いうことです。
つまり、浪人覚悟。
その結果・・・
残念ながら、2校とも合格通知は届かず。
結局、浪人することになり、予備校へ。
この1年間も思っていた以上の出費が・・・
予備校の費用については、また後日。
【今日のひとこと】"教育費 想定外が あたりまえ"