合格発表 ②(次女・高校入試)

前回の「合格発表 ①(長女・高校入試)」は、半休を取って長女の受験した高校まで合格発表を見に行った・・・という話でした。

 

今回は、次女の合格発表(高校入試)。

 

次女の合格発表の日、私は「年休」を取得。

長女の時(5年前)と同様、次女の受験した高校まで合格発表を見に行くことにしました。

 

ただ、受験前の予想は・・・

【長女】普通にやれば、まず合格できそう!

【次女】120%の力を発揮すれば、合格できるかも⁉︎

 

中3の時に受けた模擬試験の結果は・・・

【長女】

志望校の合格可能性はA~C判定のいずれかで、"D"と"E"はありませんでした。

C判定だったのは、評価が辛い駿台模試(個人の見解です)。

その他の模擬試験では、ほぼA判定かB判定。

受験本番、数学がやや不調だったものの、それなりに余裕を持って合格。

 

【次女】

一番良かった時で"D判定"。

後はすべて"E判定"。

しかも、最終回の成績は、第1志望者26人中26番・・・

最下位です。

合格可能性は、10%未満?or 5%未満?

 

しかも、その年の倍率は2倍弱。

第1志望校は、そんな状態で受験しました・・・

 

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合格発表の日、昼食後に車で次女が受験した高校へ。

合格発表は14時。

 

次女は、「友達と見に行って、合否が分かれてたら嫌やから、1人で行く」と言うので、車で一緒に行くことにしました。

 

高校まで、車で約1時間。

車中の次女は、特に緊張した様子もなく、普段どおり。

 

試験の出来具合いは"普通"とのこと。
「自分の力は出し切ったので、駄目だったら仕方がない」といった様子。

 

私は、可能性はかなり低いと思いつつ、「もしかしたら合格してるかも⁉︎」という淡い期待も・・・

 

 

高校の前に着いたのは、発表時刻の14時を少し回ったくらい。

次女を降ろして、先に1人で行かせました。

 

私は、近くの商業施設に車を止め、そこから高校へ向かいます。

 

歩いて約5分で高校に到着。

高校の門をくぐって、50〜60mほど先の校舎へ向かいます。

 

歩きながら、

「この1年間、次女はよく頑張った!」

「何とか合格させてやりたい!」

という思いが、今さらながら込み上げてきます。

 

校舎の近くまで来ると、合格発表の掲示板が見えます。

合格発表の時刻から20分ほど経過していましたが、付近には15〜20人くらいの生徒や保護者。

 

次女の受験番号を書いた紙を手に掲示板の前へ・・・

 

 

「・・・あ〜、やっぱり駄目だったか・・・」

次女の番号はありませんでした。

 

次女の前後の番号は、5〜6人連続で無し。

同じ中学校から受験した生徒の合格率はかなり低かった様子・・・

次女が不合格となるのも、やむなし・・・

 

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合否の結果を確認後、一足先に高校を後にしました。

事前に決めておいた待ち合わせ場所の商業施設へ。

 

次女は、得点開示の手続きへ。

合格・不合格に関わらず、自分の得点を知りたいのは当然のこと。

受験者ほぼ全員が開示を希望するので、開示の受付窓口は長蛇の列・・・

 

待っている間、次女に何と声をかけようか・・・と考えます。

 

合格している可能性は低いだろうということは本人も分かっていました。

分かってはいるものの、実際に掲示板に自分の番号はなかった・・・

となれば、落ち込んで、がっくりうなだれながら戻ってきても不思議ではありません。

 

どうしたものか・・・

と、色々考えながら、待つこと約30分。

 

そろそろ来るかな・・・と思い、待ち合わせ場所の商業施設の入口前で待機していたところ、次女が向こうから歩いてきました。

見たところ普段どおり。

がっくりうなだれている様子ではありません。

 

次女が数m先まで近づいてきた時、私の方から声をかけました。

 

【ビン父】おつかれさま! 残念やったな~。

【次 女】でも、点数は結構よかったで~。

【ビン父】そうか。自分が納得できる結果なら、ええやんか。

【次 女】やっぱり数学があかんかった。20点しかとれんかった~。

【ビン父】そうか。さすがにそれで合格するのは難しいなぁ。

 

100点満点の数学が"20点"で不合格・・・

 

それでも、特に落ち込んでいる様子もなく、安心しました。

次女の感想どおり、数学以外の4教科は大健闘。

4教科とも、数ヵ月後に判明した合格者平均点と同じくらいの点数でした。

 

ただ、数学の合格者平均点は約60点。

次女が20点しか取れなかったということは、その差は40点。

1教科でこれだけ差がついてしまうと、どうしようもありません。

結局、苦手の数学は克服できなかった・・・

 

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結局、次女は第2志望の公立高校へ。

しかし、「通学時間があまりかからない」「苦手の数学も授業についていける」「成績もそれなりに上位」・・・

など、結果的には良かった面もありました。

 

本人曰く「住めば都やで~」

 

 

【今日のひとこと】 "第2志望の高校でも「住めば都」"