前回は、「指定校推薦で大学の進学できた?①(長女・高3)」でした。
長女の時は考えたこともなかった指定校推薦。
一方、次女は・・・
第4志望だった私立大学(理系)に進学した次女。
第1志望は国立大学。
第2~第4志望は私立大学。
残念ながら、第1〜第3志望校は不合格。
合格したのは第4志望校のみ・・・
🏫 🏫 🏫 🏫 🏫 🏫 🏫
想像以上に評定平均が良かった次女。
高3の2学期になると、クラスのホームルームで指定校推薦についての説明があったようです。
ところが、次女はほとんど興味なし。
自分には関係ない、と思っていたようです。
第1志望の国立大学受験に向け、高2の終わりから予備校に通い始め、夏期講習もしっかり受講。
とにかく第1志望の国立大学に向けて頑張る、というスタンス。
一方、私は・・・
それまでの模擬試験の出来が芳しくなかったこともあり、指定校推薦に応募するのも選択肢の1つか?
という思いもありましたが・・・
一生懸命頑張っている次女に対して、私の方から
「指定校推薦はどうする?」
「指定校推薦受けたらどう?」
などとは言わないことにしていました。
次女は、「同級生が"○○大学"の指定校推薦決まったんやって~。優秀やったから、国公立行けると思うけどな~」などという話をすることはありました。
しかし、結局「自分も指定校推薦を受けようかな」とは言わず・・・
長女が通っていた高校は、地元でも有数の難関公立高校だったので、指定校推薦で大学に進学する生徒は少数派。
一方、次女が通っていた高校は、国公立大学にも数十人が進学する進学校。
とはいえ、進学先は、いわゆる"駅弁大学"レベルも多く、旧帝大レベルは少数。
国公立志望者が、指定校推薦に鞍替えすることも珍しいことではなく、有力大学の指定校推薦枠は人気があったようです。
もちろん学部・学科にもよりますが。
🏫 🏫 🏫 🏫 🏫 🏫 🏫
第4志望の大学に進学することが決まった頃・・・
次女との会話の中で、指定校推薦が話題になりました。
【ビン父】せっかく評定平均「4.5」もあったんやから、もしかしたら○○大学(第2志望校)か△△大学(第3志望校)に指定校推薦で行けたかもしれんな・・・
【次 女】○○大学(第2志望校)は、受験した××学部××学科の指定校推薦枠あったで。2次募集の時に見た。1次募集では応募がなかったみたい。評定平均「4.5」やったら応募できたはずやで。
【ビン父】えっ⁉︎ ○○大学(第2志望校)の枠あったんか・・・。応募するかどうか考えておけばよかったかな・・・。
【次 女】え~、入試受けずに推薦で行くのは嫌やで。現役で行ける大学あるんやからええやん。
就職フィルターにかかることはないであろう名門の「○○大学(第2志望校)」に進学できたかもしれなかった・・・
などと考えている未練がましい父親に対して、潔い次女。
以降、次女は「やっぱり指定校推薦応募しといたらよかったな・・・」などと一度も口にせず、進学した大学で充実した学生生活を送っている模様。
中1で入部した吹奏楽部で不本意なパートに配属されて落ち込んだり・・・
高校受験では、第1志望校に合格できず、第2志望校へ・・・
大学受験では、第1志望校~第3志望校はすべて不合格で第4志望校へ・・・
つまずいても、その度に切り替えて前向きに進む術を身に付けたようです。
エリート街道(?)を走っている長女より打たれ強くたくましいかも・・・
【今日のひとこと】 "本人に 未練がなければ それでよし"