中学校の定期テスト(次女③) 気をつけていたことは・・・

前回の「中学校の定期テスト(次女②) 父は縁の下の力持ち! 特に副教科・・・」に記載したとおり、私も次女の定期テスト対策に協力。

特に、かなり手間をかけて副教科の対策プリントを作成していました・・・ www.mamepapa.com

 

 

定期テスト対策に協力するうえで、気をつけていたことがあります。

それは、以下の3点。

1.「勉強しなさい!」と言わない。

2.結果が悪くても叱らない。

3.長女と比較しない。

 

📙 📙 📙 📙 📙 📙 📙

 

1.「勉強しなさい!」と言わない。

ほとんどの場合、言うだけ無駄です。

「分かりました。勉強します。」と素直に従う子は、まずいません。

子どものやる気をなくすだけです。

1年に数回、ここぞという時の「勉強しなさい!」であれば、効果はあるかもしれませんが。

 

そこで、私は、「勉強しようか」と声をかけていました。

子どもにやらせるだけでなく、一緒に勉強します。

 

休みの日、または平日早く帰宅できた日だけですが、定期テスト前は可能な限り時間を確保していました。

 

"一緒に勉強"といっても、ずっと付きっ切りで勉強を教えるわけではありません。

基本は、次女が勉強している横で私は新聞を読むなど他のことをしていました。

分からないところを質問してきた時に教えてやります。

 

また、定期テスト直前の土日は、クラブ活動がないので1日中勉強できます。

時間を有効に使えるよう、前日の夜、一緒に時間割りを作成。

そのうえで、教科ごとの勉強のやり方を大まかに決めていました。

やることが決まっていれば、朝から効率よく勉強を進めることができます

 

学習塾に通っていない場合、何をどうやって勉強したらよいか分からない子も多いはずです。

その場合、「勉強しなさい!」だけでは解決しません。

親もできる範囲で一緒に頑張れば、伸びる子も多いはずです。

 

ただし、 

・質問に答えたり・・・

・時間割りを作成したり・・・

・教科ごとの勉強のやり方を大まかに決めたり・・・

しようと思えば、各教科のテスト範囲の学習内容と子どもの進捗状況を把握しておく必要があります。

 

これは、なかなかハードルが高いので、完璧にできるわけがありません。

できる範囲でやればよいと思って取り組んでいました。

 

2.結果が悪くても叱らない。

日曜夕方のテレビアニメ「サザエさん」のワンシーン。

カツオが小学校のテストで30点を取ってくる・・・

波平が「バッカモーン! なんだ、この点数は!」と説教・・・

 

私は、「説教なんてしない方がいいのに」と思いながら見ています。

 

テストの結果が悪かった場合・・・

叱られたり、嫌みを言われるのが分かっているのに、進んで親に結果を報告したいと思う子どもはいません。

サラリーマンが上司に失敗や誤りの報告をためらうのと同じです。

特に厳しい叱責を受けることが分かっている場合は・・・

 

「勉強しなさい!」と同じで、言われてやる気が出ることはまずありません。

「なんだ、この点数は!」と言うことで、親の不満は多少スッキリするかもしれませんが、その分、子どものストレスが大きくなるだけです。

 

ただ、我が家でも、次女が「このテストは50点満点か?」という点数を取ってきた場合などは、妻が黙っていませんでした。

「何? この点数!」、「もっと頑張らないと・・・」など、一言二言。

まぁ、親として言いたくなる気持ちは分かりますが。

 

次女が妻からテスト結果について色々と言われている場面に遭遇した場合・・・

次女は「今回のテストは難しくて平均点が低かった・・・」などと弁解します。

そして、私も「今回は他の教科に時間が取られて準備不足だったので仕方がない・・・」などと次女に加勢します。

 

すると、妻から「あなたが教育担当なんだから、しっかり教えてやって・・・」、「もっと勉強できるようにしてやってください。お願いします・・」などの注文を受けることも・・・

 

実は、テストの結果が芳しくなかった場合、休みの日などに時間を割いて次女と一緒に頑張った私の方が妻以上に悔しい思いをしていたのですが・・・

 

なお、次女には、「お母さんに色々いわれても気にするな。親は子どもにできるようになってほしいと思ってるから色々言うもんやで。」 と伝えていました。

 

 3.長女と比較しない。

親がほとんど何もしなくても、自分で勉強して定期テストで高得点を取っていた長女。

そんな、長女と比べられたら次女は堪ったものではありません。

もし、「お姉ちゃんを見習って勉強しなさい!」とか、「お姉ちゃんはもっと勉強したよ!」などと言われたら、次女は間違いなくやる気をなくしていたでしょう。

 

兄弟姉妹でも興味や適性は違って当たり前。

吹奏楽部で忙しかった次女には、

「引退するまでは、クラブを頑張れ。勉強はできる範囲でしっかりやろう。」と伝えていました。

 

「勉強を頑張りたい」、「クラブを頑張りたい」、「××を頑張りたい」など、子どもなりにやりたいことがあるはずです。

親は、子どもの意思を尊重して、その子に応じたサポートをすればよいと思います。

 

 

【今日のひとこと】"親もできる範囲で子どもと一緒に頑張る"