私立大学では一般入試を受けずに入学した学生が約半数?

前回は、「英語のクラスはテストの結果で・・・(次女・大1)」でした。

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その中で、「附属校からの内部進学・指定校推薦などの枠が広がり、一般入試を受けずに入学した学生が約半数・・・」という点に触れました。

 

長女の大学受験時・・・

現役では、私立を受験せず(国立2校のみ受験→ともに不合格)。

 

浪人では、滑り止めの私立を2校受験。

「普通にやれば、まあ合格するだろう」という状況だったので、受験者数・倍率など、受験校の入試情報については、よく知りませんでした・・

 

全般的に、私大入試の現状には疎かったのです。

 

 

一方、次女の大学受験時・・・

第1志望の国立大学に合格できる可能性は低かったのですが、本人曰く「浪人はしたくない!」。

そこで、秋頃から、一緒に私立の併願戦略を考えました。

 

色々と調べていくうちに・・・

学部にもよりますが、有力私大の多く(ほとんど?)が、標題の「一般入試を受けずに入学した学生が約半数」ということを知りました。

 

約30年前、某マンモス私大(文系)に進学した私の時代は・・・

まず、浪人生の方が多かった!

6割以上が浪人生だったはず。

 

当時も"付属校からの内部進学"と"指定校推薦"はありましたが、そこまで多くなかったと思います。

まあ、「現役かつ一般入試で合格」となると、「なかなかやるな!」という感じでした。

 

今の「現役が多数派で、約半数が一般入試を受けていない」という状況とは大違いです。

 

 

結局、第4志望の私立大学(理系)に進学した次女によると、やはり半数くらいは"附属校からの内部進学"と"指定校推薦"だったようです。

 

案の定、明らかに学力が劣る学生が見受けられるらしい・・・

 

そこでひとつ疑問に思うのは「学歴フィルター」。

就職活動では、未だに根強く残っていると言われています。

 

「その大学の入試をクリアした学力がある」というのが前提だと思いますが、その前提は崩れているのでは・・・?

 

もしそうだとして、精度が低下していても・・・

大量の応募者があった場合の入り口では、"学歴"よりも有効な選別手段がないのが現実なのでしょうか・・・

 

 

【今日のひとこと】 "学歴フィルター  まだ有効?"