中学校入学後、初めての定期テストだった1学期の中間テスト。
長女は長女は予想以上に頑張りました。
主要5教科は、数学だけ惜しくも90点に届かず80点台。
あとの4教科は90点以上。
詳しくは、前回の「中学校の定期テスト(長女①) 中1・1学期の中間テストは・・・」をご参照ください。
その後、中3の最後の定期テストまで5教科平均は9割以上。
ただ、中1の1年間、他の教科よりも点数が取れなかったのが"数学"。
定期テスト"5回"のうち、90点に届かなかったのが"3回"。
なぜ数学は他の教科よりも点数が低かったのか?
おそらく、1つの大きな要因は、勉強方法が"復習中心"だったこと。
特に中1の間、普段の学習は、ほぼ学校の授業の復習のみ。
教材は、「教科書」と「学校指定の問題集」と「教科書トレーニング」※。
※「教科書トレーニング」は、2021年度から「教科書ぴったりトレーニング」に変わったようです。
暗記科目は、復習中心でも特に問題ありませんでした。
テストの数日前に習ったところでも、集中して覚えれば何とかなります。
一方、数学は・・・
復習中心だと、テスト範囲の最後の方は、どうしても問題演習が不十分になりがちです。
テストでは、限られた時間の中で多くの問題を解かなくてはなりません。
9割以上の点数を取るためには、テスト範囲の最後の方も問題演習を繰り返しておく必要があります。
ところが、テスト1週間前くらいになると、全教科バランス良く勉強しなければならないため、数学に割く時間は限られます。
その結果、 テスト範囲の最後の方は問題演習が不十分・・・
もし長女が塾に通っていれば、もう少しできていたかもしれません。
一般的に塾の授業は学校よりも速く進むので、テスト範囲の最後の方の問題演習も、より多くこなすことができると考えられます。
しかし、長女は中3になるまで塾に通っていませんでした。
「数学は、授業の復習中心の勉強方法ではダメだ・・・」
と、ある時点で長女は気づいたようです。
中2の時には先取り学習も取り入れるなど、問題演習にしっかり取り組めるよう勉強方法を改善。
その結果、中2の5回の定期テストでは、数学が90点に届かなかったのは、1回(3学期の期末テスト)だけ。
明らかに中1の時よりも成績が上がりました。
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長女は、中3になるまで塾に通っていませんでしたが、そのおかげで「勉強方法を自分で考えて実行する力」が伸びたのは間違いありません。
塾のカリキュラムに沿ってしっかり勉強していけば、ほぼ間違いなく成績は伸びます。
デメリットは「与えられた課題をこなすという受け身の勉強になりがち」という点でしょう。
勉強方法を自分で考えて実行する力は付きにくいはずです。
自分でしっかり考えることができた長女にとって、「中3になるまで塾に通わず自宅学習」という選択は良かったと思います。
【今日のひとこと】"自分に合った勉強方法を自分で考えて実践する"