我が家が購読している新聞は、"日本経済新聞"。
午前6時30分頃、朝刊をカバンに入れて会社に出勤。
行き帰りの電車の中で熟読、時々居眠り。
家族には申し訳ないのですが、私が帰宅するまで当日の朝刊は家にありません。
夕刊も配達してもらっていますが、私が帰宅するまで郵便受けの中。
25年以上続いている生活パターンです。
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長女が中2の頃、社会の時事問題に苦手意識を持つようになっていました。
そこで、電車の中で(休日は家で)新聞を読みながら、長女用に3〜5記事を厳選。
厳選した記事を赤ペンで枠囲み。
その日の夜に赤ペンで囲んだページを抜き取ってリビングのテーブルに置いておくと、翌朝に長女が読む・・・という流れです。
社会の授業でちょうど習っている分野の記事は、迷わずチェック。
たとえば・・・
中2の歴史で幕末・明治を習っている時は、「大政奉還」の記事をチェック。
中3の公民で日本の選挙制度を習っている時は、「一票の格差」の記事をチェック。
また、教科書に書いてある内容をひたすら暗記したような用語に関する記事もチェック。
たとえば・・・
「OECD(経済協力開発機構)」「OPEC(石油輸出国機構)」「円高・円安」「インフレ・デフレ」など。
やはり、教科書に書かれている知識と現実の社会・経済の動向が結び付かなければ、理解は深まりません。
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高校受験が終わった後、長女に聞きました。
【ビン父】高校受験は終わったけど、お父さんのおすすめ新聞記事は、もうやめるか?
【長 女】置いといてくれたら読む!
ということで、高校生になってからも続けました。
さらに、大学生になっても続いています。
そして、いつの間にか、次女も"父おすすめの新聞記事"を読むようになっていました。
たしか中学生になったころから。
最初は、長女の高校受験対策(社会)のつもりだったので、教科書に載っている事項の関連記事や試験に出そうな時事問題に関する記事を中心に選んでいました。
ところが、そのうち、私が共感したコラムやエッセーが増えたような気がします。
中学生、高校生、大学生と、娘たちの成長にあわせて選ぶ記事も変化。
「新聞記事を通じてメッセージを伝えている」という感覚で、親子のコミュニケーションツールの一つとしては有効ではないかと思います。
ただ、本当は、娘たちが自分で新聞を開いて、自分が読みたい記事を読むのが一番良いと思うのですが・・・
【今日のひとこと】 "父おすすめの新聞記事は、親子のコミュニケーションツールの一つ!"