教育資金について ② (貯められる時に貯めておく!)

前回の「教育資金について ① (住宅資金と教育資金)」は、貯めておくべき教育資金を住宅資金に回してしまった話でした。 

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・長女が小4、次女が幼稚園年中の時に新居を購入し、夏休みに引越し。

・新居購入のために貯金をほぼ使い果たし、あらためて教育資金を貯め始めた・・・

 

以上が前回の話の要約です。

 

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その半年後、大きな転機が訪れました。

 

春の人事異動で私が管理職になったのです。

 

当時、入社してから約15年。

管理職になってもおかしくない年齢で、すでに昇進済の同期や後輩もいました。

 

とはいうものの、私は「出世して将来は役員に・・・」というような上昇志向はありません。

その頃、自分が管理職になるとは想定していませんでした。

 

管理職になった途端、プレッシャーは倍増、労働時間は1.5倍。

慣れるまでは、苦しい日々でした。

 

 

ただ、給料は急増。

これは助かりました。

妻は専業主婦なので、収入源は私の給料しかありません。

 

もし、この時に給料が上がっていなければ、おそらく長女が大学に入学するまでに教育資金は枯渇していました。

考える度に背筋が寒くなります・・・

 

 

しかし、給料が上がったからといって、無駄な出費が増えては元も子もありません。

 

給料が上がった分は、娘2人の教育費の積み立て(財形預金)に回すことにしました。

 

すると、毎月の積み立て額は・・・

 

【長女】

    増額前:  25,000円

    増額後:120,000円

【次女】

    増額前:  15,000円

    増額後:  60,000円

 

4倍以上の増額。

教育資金を一気に上積みできそうです。

 

当時、長女は小5、次女は幼稚園年長。

高校卒業まで、長女はあと8年、次女はあと13年。

 

増額後の金額を積み立て続けると、一人あたり1,000万円以上貯まる計算です!

 

「小中高は公立へ」というのが我が家の方針だったので、貯めた教育資金は大学や専門学校等の費用にしようと考えていました。

とはいうものの、小学校や幼稚園の段階で、高校卒業後の進路は分かるはずがありません。

 

とりあえず私立大学(文系)への進学を想定した場合にかかる4年間の概算費用をはじいてみました。

・入学金・授業料等(4年分)は、400~500万円。

・下宿することになった場合の費用は、月10~12万円(年120~144万円)くらいとすると、4年間で500~600万円。

 

計画どおり一人あたり1,000万円貯めれば、奨学金や教育ローンに頼らなくても何とかなりそうです。

 

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住宅購入後、金銭面の不安はかなり大きかったのですが、見通しが立って気持ちが楽になりました。

これで一安心。教育資金の問題は解決!

・・・と、この時は思いました。

 

 

残念ながら・・・

現実はそんなに甘くはありません。

数年後には、早くも教育資金積み立て計画は崩れていきます・・・。

 

続きは次回。

 

 

【今日のひとこと】"給料増額分は教育資金へ!"

  

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