「教育資金は、いつ、どれくらい必要になるか予測できるので、子どもが生まれた時から、計画的に貯めておきましょう!」
ファイナンシャル・プランナーのアドバイスの定番です。
まったくそのとおりです。
ところが、我が家の家計管理担当者の私は・・・
"長女分と次女分のそれぞれの教育資金を計画的に積み立てておく"
ということをやっていませんでした。
長女が小4、次女が幼稚園年中になるまでは。
それまでは・・・
"明確に教育資金としてではないが、毎月一定額の財形預金を積み立てていたので、それなりに順調に貯まっていた"
状態でした。
要するに、なんとなく貯金が貯まっている状態で、家計全体がどんぶり勘定。
これは失敗でした。
もっと早くから、家計管理をきっちりしておくべきでした・・・
🏡 🏡 🏡 🏡 🏡 🏡 🏡
長女が小4、次女が幼稚園年中の時、一つの大きな転機を迎えました。
当時住んでいた家(分譲/ローン支払済)が手狭になったため、新居を購入したのです!
夏休みに新居へ引越し。
当時の私の年収からすると背伸びをした物件だったため、それまで貯めていた財形預金もほぼ無くなったうえに、結構な額の住宅ローンを組みました。
家計全体の預金は100万円程度まで減少。
一方、住宅ローン残高は3,000万円弱。
この時、残しておくべき教育資金を住宅資金に回してしまいました。
”資金的には苦しい。"
"でも、多少無理をしてでもこの物件を購入したい。”
当時の心境です。
「教育資金は家を買ってから貯め始めよう!」と考え、希望していた物件を購入。
今から考えると、甘かった・・・
ということで、新居購入前に初めて教育資金を貯める大まかな計画を立てました。
計画の概要は、
・小中高までの教育費は、毎月とボーナスの収入の範囲内で何とかする。
・長女、次女とも、それぞれ高校卒業までに200万円(私大文系の初年度費用+αを想定)貯める。
・貯める方法は毎月天引きの財形預金とする。
高校卒業までに200万円貯めようとすると・・・
当時小4の長女が高校を卒業するまで約8年。
必要な毎月の積立額は約21,000円。
当時幼稚園年中の次女が高校を卒業するまで約13年。
必要な毎月の積立額は約13,000円。
あわせて34,000円。
とりあえず、その年の秋から40,000円(長女分25,000円、次女分15,000円)を"教育資金"として積み立て始めました。
🏡 🏡 🏡 🏡 🏡 🏡 🏡
"後悔先に立たず"ですが・・・
少なくとも、児童手当は教育資金として積み立てておくべきでした。
児童手当は、支給対象者であれば、子どもが生まれてから中学校卒業までもらえます。
たとえば、2021年度の児童手当(所得制限にかからない場合)は、3歳未満で月15,000円。
3歳から中学生までは月10,000円(第3子以降は小学校終了前まで月15,000円)。
15年間貯めておけば、約200万円!
年3回、4か月分が指定した銀行口座に振り込まれます。
これを教育資金用の口座に移して貯めておくだけ。
これを私はやっていなかったのです。
児童手当は確かに年3回振り込まれていたのですが、いつの間にか生活費に紛れてどこへやら・・・
やはり、家計の"どんぶり勘定"はいけません。
【今日のひとこと】"児童手当は教育資金用の口座で貯めておく!"