教育資金について ① (住宅資金と教育資金)

「教育資金は、いつ、どれくらい必要になるか予測できるので、子どもが生まれた時から、計画的に貯めておきましょう!」

 

ファイナンシャル・プランナーのアドバイスの定番です。

まったくそのとおりです。

 

ところが、我が家の家計管理担当者の私は・・・

"長女分と次女分のそれぞれの教育資金を計画的に積み立てておく"

ということをやっていませんでした。

 

長女が小4、次女が幼稚園年中になるまでは。

 

 それまでは・・・

"明確に教育資金としてではないが、毎月一定額の財形預金を積み立てていたので、それなりに順調に貯まっていた"

状態でした。

 

要するに、なんとなく貯金が貯まっている状態で、家計全体がどんぶり勘定。

これは失敗でした。

もっと早くから、家計管理をきっちりしておくべきでした・・・

 

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長女が小4、次女が幼稚園年中の時、一つの大きな転機を迎えました。

 

当時住んでいた家(分譲/ローン支払済)が手狭になったため、新居を購入したのです!

夏休みに新居へ引越し。 

 

当時の私の年収からすると背伸びをした物件だったため、それまで貯めていた財形預金もほぼ無くなったうえに、結構な額の住宅ローンを組みました。

家計全体の預金は100万円程度まで減少。

一方、住宅ローン残高は3,000万円弱。

  

この時、残しておくべき教育資金を住宅資金に回してしまいました。

 

”資金的には苦しい。"

"でも、多少無理をしてでもこの物件を購入したい。”

当時の心境です。

 

「教育資金は家を買ってから貯め始めよう!」と考え、希望していた物件を購入。

今から考えると、甘かった・・・

 

ということで、新居購入前に初めて教育資金を貯める大まかな計画を立てました。

 

計画の概要は、

・小中高までの教育費は、毎月とボーナスの収入の範囲内で何とかする。

・長女、次女とも、それぞれ高校卒業までに200万円(私大文系の初年度費用+αを想定)貯める。

・貯める方法は毎月天引きの財形預金とする。

 

高校卒業までに200万円貯めようとすると・・・

当時小4の長女が高校を卒業するまで約8年。

必要な毎月の積立額は約21,000円。

当時幼稚園年中の次女が高校を卒業するまで約13年。

必要な毎月の積立額は約13,000円。

 

あわせて34,000円。

 

とりあえず、その年の秋から40,000円(長女分25,000円、次女分15,000円)を"教育資金"として積み立て始めました。

 

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"後悔先に立たず"ですが・・・

 

少なくとも、児童手当は教育資金として積み立てておくべきでした。

 

児童手当は、支給対象者であれば、子どもが生まれてから中学校卒業までもらえます。

たとえば、2021年度の児童手当(所得制限にかからない場合)は、3歳未満で月15,000円。

3歳から中学生までは月10,000円(第3子以降は小学校終了前まで月15,000円)。

 

15年間貯めておけば、約200万円!

 

年3回、4か月分が指定した銀行口座に振り込まれます。

これを教育資金用の口座に移して貯めておくだけ。

 

これを私はやっていなかったのです。

児童手当は確かに年3回振り込まれていたのですが、いつの間にか生活費に紛れてどこへやら・・・

やはり、家計の"どんぶり勘定"はいけません。

 

  

【今日のひとこと】"児童手当は教育資金用の口座で貯めておく!"

 

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