自由研究や読書感想文をまとめる力は、社会人になってから役に立つ!

少し前に、自由研究と読書感想文についての記事を書きました。 

 

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自由研究・読書感想文とも、「○」か「X」がつく(解答が一つしかない)ような問題ではありません。

 

自由研究は、テーマの選定や研究内容など、自分で「自由」に決めることができます。

逆に言うと、自分で決めなければなりません。

 

読書感想文も、まず、読む本を自分で決めなければなりません。

そして、どのように決められた文字数でまとめるかを考えなければなりません。

 

自分で主体的に「決める」、「まとめる」という作業。

これが、なかなか難しい・・・

 

「親が手伝ってやらないと進まない・・・」というのも、やむを得ない面があると思います。

"自由研究"と言われても、そもそも何をやったらよいのか分からない!

"読書感想文"と言われても、いったい何を書いたらよいのか分からない!

「あ~もう、めんどくさいな~」となる子が多いのも当然です。

 

私も子どもの頃は、自由研究・読書感想文とも苦手。

「あ~もう、めんどくさいな~」と思っていました。

 

しかし、今になって思うのは、「自由研究や読書感想文にしっかり取り組むのは大事なことだ」ということです。

 

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私は、現在勤めている会社に入社してから20年以上経ちました。

「会社での仕事」と「娘たちの小中学校の学習」を照らし合わせて考えると、

 

会社に入ってからは、「ペーパーテストで高得点をとる力」以上に「自由研究や読書感想文をまとめる力」の方が役に立つ

 

というのが実感です。

以下は、私の経験に基づく、個人の見解です。

職業によって必要な力は違いますので、あてはまる場合とあてはまらない場合があることにご留意ください。

 

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会社の仕事は「何が正解か分からない問題」だらけ。

単調なルーチンワークであっても、何か改善できる課題があるものです。

 課題を解決するために必要なのは、

対応策の立案(P)⇒ 実施(D)⇒ 実施結果の評価(C)⇒ 改善(A)

PDCAサイクルを回すこと。

 

やっていることは、製作や実験の"自由研究"とほぼ同じ。

 

 

また、 会社に入ると、提案文書・報告書・レポートなど、文章を書く機会が多くあります。

書き方の「型」を身につけること、言いたいことが伝わる文章を書くことなど、必要なことは"読書感想文"と同じ。

 

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とはいえ、娘2人に「社会人になったら自由研究や読書感想文をまとめる力の方が役に立つから、ペーパーテストはできなくてもいいよ」と言いませんでした。

 

現実的に、高校受験や大学受験では、ペーパーテストをクリアする必要があります。

また、自由研究や読書感想文に取り組む際にも、将来社会人になって仕事をする際にも、一定の学力が必要であることは間違いありません。

 

「とにかくペーパーテストが最優先!」ではなく、いろいろな課題にバランス良く取り組むということが大事ではないでしょうか。

 

 

【今日のひとこと】”自由研究や読書感想文をまとめる力は、社会人になってから役に立つ!"