長女が小3〜高1(次女は幼稚園年少〜小5)まで、ほぼ毎年、夏休みは家族旅行へ。
さすがに、長女が高校受験を控えた中3の時は行けませんでしたが。
せっかく旅行に行くなら、夏休みの宿題に結びつくようにしていました。
小学生低学年の絵日記なら、「○○へ行って△△をしました。楽しかったです。」程度でよいので、とても楽です。
しかし、中学生の自由研究になると、そんなに簡単ではありません。
うまく結びつけられたのは、長女が中1の夏休み。
🍉 🍉 🍉 🍉 🍉 🍉 🍉
長女が中1、次女が小2の夏休み。
その年の家族旅行は、小豆島(香川県)のエンジェルロードへ。
1日2回、引き潮の時だけ現れるエンジェルロード。
手をつないだ二人は将来結ばれる・・・
"恋人の聖地"と呼ばれる場所です。
そのエンジェルロードに一番近い宿、「小豆島国際ホテル」に宿泊。
【小豆島国際ホテル・ホームページ】小豆島国際ホテル | エンジェルロードに一番近い宿/公式 (shodoshima-kh.jp)
宿泊した部屋は、エンジェルロードが観察できる絶好の場所。
時間によって、現れたり、消えたりする様子がよく分かりました。
それから、ホテルのバイキングは、朝食・夕食とも"うどん"があって、とても美味しかった!
自由研究には関係ありませんが・・・
プールや海で泳いだり、干潮時のエンジェルロードを歩いて渡ったり、温泉にゆっくり入ったり、美味しい料理に舌鼓を打ったり・・・
旅行を満喫しつつ、長女と一緒に自由研究用の写真をしっかり撮っておきます。
・部屋から見えるエンジェルロードを同じ場所から数時間おきに写真撮影
・エンジェルロードを歩いて渡った時の様子をこまめに写真撮影
・ホテル内に掲示されている「本日の潮の満ち引き時間」を写真撮影
など・・・
大して手間はかかりません。
これで仕込みは完了。
🍉 🍉 🍉 🍉 🍉 🍉 🍉
家族旅行から帰宅後、長女は自由研究のレポート作成。
「潮の満ち引き」をネットで検索すれば、「月の引力が海水を引っぱるため・・・」という解説や、地球と月のイラストなどがすぐに見つかります。
その内容をどれだけ上手にまとめるか・・・
というだけでは、面白くありません。
そこで、実際にその現象を観察したエンジェルロードの写真を貼り、観察した内容や感想を書き込みます。
それから、長女は「地球」「月」「太陽」の模型を作成。
模型と言っても、小さい頃に遊んでいた布のボール(ソフトボールくらいの大きさ)を「地球」「月」「太陽」に見立てて、釣り糸でつるして・・・
なと、次女に手伝ってもらいながら、工夫をこらして作っていました。
私は「そこまでしなくても、イラストを描けばよいのでは⁉︎」と思いましたが・・・
せっかく本人が一生懸命考えて取り組んでいます。
余計な口出しをしてはいけません・・・
こうして完成したレポートは、なかなか良い出来栄えの力作になりました。
🍉 🍉 🍉 🍉 🍉 🍉 🍉
2学期の参観日、いつものように年休を取って中学校へ。
その日は、授業参観とあわせて各種作品の展示がありました。
展示されているのは、美術や技術の授業で製作した作品、夏休みの読者感想文・自由研究のレポート等々。
自由研究のコーナーには、学年全員のレポートがあり、クラス単位で冊子になっていました。
そこで、長女のクラスの冊子を手に取り、斜め読み。
しっかり調査・観察して丁寧にまとめたレポートから、夏休みの最終日に短時間で仕上げたと思われるレポートまで・・・
バラエティに富んでいて、なかなか面白い。
中学校の2学期の参観は、長女と次女あわせて6年間皆勤。
毎年、自由研究のクラス冊子を見てきて、「これは面白い!」と感じたレポートの共通点は・・・
「独特の視点(独自性)」があること。
とはいうものの、これがなかなか難しい。
毎年うまくいくとは限りません。
私も毎年、長女・次女と「今年はどうする?」と言いながら、なかなかテーマが決まらず、ネット検索に頼ることも・・・
困った時には、ネットで検索すれば、自由研究の事例はすぐに見つかります。
しかし、それをそのまま右から左・・・ではなく、自分なりに少しでもアレンジできるとよいですね。
【今日のひとこと】 "家族旅行と自由研究! 一石二鳥のエンジェルロード!"